一瞬でAdobeXDで出力される@2x画像ファイルを残し、1倍画像は削除する方法(Macターミナル使用)

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XDを使用して画像を書き出しす際に、@2x画像ファイルだけが欲しいという場面がある。

「image」(XD上では50×50pxのサイズ)というファイル名で画像を書き出しする場合、書き出し先を「Web」にすると、

というように2つのファイルが自動的に出力されます。
もちろん2倍画像の@2xファイルは、Retina対応用の画像であり、srcsetを用いたimgタグで利用します。

が！しかしながら、様々な理由で「2倍サイズの画像だけが欲しい」という場面によく遭遇します。
そこで、今回はMacのターミナルを用いて「@2x画像ファイルを残し、1倍画像は削除する方法」を紹介します！

特定のフォルダに「2倍画像」と「1倍画像」が入った状態とします。(フォルダの中にさらにフォルダがあっても問題ありません)
※今回は説明のためにこのフォルダを「デスクトップ」に設置します。

こんな感じ…↓

Macに標準で入っている「ターミナル」アプリを起動し、以下の2行をターミナルで貼り付けます。
※下記「フォルダ名」の部分は各自作成したフォルダ名に置き換えて下さい

cd Desktop
find {フォルダ名} -type f | sed 'p;s/@2x.png/.png/' | xargs -n2 mv

すると、フォルダ内のすべての2倍画像のファイル名から「@2x」が消え、1倍画像は削除されます！